

こんにちは、メロンです。
今回は小学校時代の雑巾がけの話です。
今の子供達はどうなのか分かりませんが、私が小学生だった頃は教室や廊下を自分達で掃除していました。
その中でも人気だったのが雑巾がけ競争です。
掃除の時間になると、
「誰が一番速いか」
みたいな流れになるんですよね。
今考えると掃除なのか競技なのかよく分かりません。
ある日、クラスの女子数名と男子数名で廊下の雑巾がけ競争をすることになりました。
私は正直嫌な予感がしていました。
昔から運動神経が良くない。
腕力も無い。
さらに身体も軽い。
こういう競争で活躍した記憶がありません。
それでも周囲の空気で参加することになりました。
スタート地点に並びます。
長い廊下。
ゴールは階段付近。
そして開始の合図。
皆一斉に飛び出しました。
私は必死でした。
雑巾を押しながら前へ進みます。
ところがすぐに差がつき始めました。
前を見ると女子がいる。
しかもどんどん離れていく。
速い。
異常に速い。
腕力というより体の使い方が上手いのでしょう。
私は必死に追いかけます。
しかし距離は縮まりません。
結局、その女子が一位。
私はかなり後ろ。
男子の中でも下位でした。
ゴールした瞬間、
周囲から
「〇〇ちゃん速い!」
という声が上がります。
私は息を切らしながら、
ただただ情けない気持ちでした。
もちろん雑巾がけです。

世界大会でも何でもありません。
勝っても負けても人生は変わりません。
でも当時の私は小学生。
女子に負けたこと。
しかも大差だったこと。
それが妙に恥ずかしかったのです。
今思うと、本当にどうでもいい話です。
しかし何十年経った今でも覚えている。
それだけ印象に残っていたのでしょう。
もしかすると、私のような人間は昔から変わっていなかったのかもしれません。
掃除の時間の何気ない出来事。
ですが私にとっては忘れられない思い出の一つです。