

こんにちは、メロンです。
今回は小学校高学年の頃の話です。
私は昔から目立つタイプではありませんでした。
どちらかというと大人しい方で、クラスの中心人物になることもありません。
しかし一つだけ問題がありました。
忘れ物が多かったのです。
宿題を忘れる。
ノートを忘れる。
連絡帳を書き忘れる。
今思えば、なかなか酷い生徒でした。

そんなある日。
クラスの学級委員だった女子に呼び止められました。
彼女はクラスでもしっかり者で、先生からの信頼も厚いタイプ。
男子相手でも遠慮なく注意する性格でした。
私は少し苦手でした。
なぜなら正論しか言わないからです。
その日も、
「メロン君、また宿題出してないよね?」
と声を掛けられました。
私は、
「明日持ってくるから・・・」
と答えます。
しかし彼女は許してくれません。
「前もそう言ってたよね?」
痛いところを突かれました。
確かにその通りです。
何も言い返せません。
周りにはクラスメイトもいます。
男子も女子もいます。
私はただ立ち尽くすしかありませんでした。
さらに、
「ちゃんとやらないとダメだよ」
と追撃。
内容は正しい。
完全に正しい。
だからこそ辛い。
もし理不尽なことを言われているなら反発もできます。
しかし相手は正論です。
私はただ、
「ごめん・・・」
と言うしかありませんでした。
周囲から見ると、ただ注意されているだけの光景だったと思います。
ですが当時の私にとっては結構な事件でした。
女子に怒られる。
しかも皆の前で。
これはなかなか堪えるものです。
その後もしばらく気まずかったのを覚えています。
もちろん彼女は悪くありません。
むしろクラスのために頑張っていたのでしょう。
問題は私です。
宿題を忘れた私が悪い。
百パーセント悪い。
だからこそ逃げ場がありません。
今振り返ると、
人生で初めて
「女子の方がしっかりしているな」
と思った出来事だったかもしれません。
当時は恥ずかしくて仕方ありませんでしたが、
今では懐かしい思い出の一つです。